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KORG TRINITY plusが来ました

 ワークステーション機KORG TRINITY plusが来ました。

 平成12(2000)年夏、東京を引き払うにあたってKORG TRINITY pro Xを手放して以来、10年が経とうとしています。

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 昨今の廉価機はもちろんフラグシップ機に至るまで、仕様はすばらしいもののコスト意識にまみれた出来のモデルの多さや、おもちゃなのか楽器なのか判然としないツールに辟易した事と、ある事情で、MIDI規格やYAMAHA DX7登場前夜から、私がインターネットを使うようになった平成11(1999)年以前のシンセの事を掘り下げたくなった事が、KORG TRINITY plus導入の動機です。

 KORG TRINITYシリーズが登場した平成7(1995)年秋からの約5年間は、楽器店のシンセサイザーコーナーが最も華やかだった頃ではないでしょうか。特に平成10(1998)年頃は、KAWAI K5000シリーズ、KORG TRINITYシリーズやZ1、Roland XP-80/60やJP-8000/8080、YAMAHA AN1xやEX5と音源方式の異なる多彩なデジタルシンセが、店頭の限られた空間に一堂に会していました。

 かつてKORG TRINITY pro Xで作った、数百に及ぶ音色データを入れたフロッピーディスクを、今日まで持っていました。そして今日、そのデータを今回導入したKORG TRINITY plusにロードして、10年ぶりに聴きました。ひとしきり“あの頃”に浸っていたのですが、やはり今の私の感性とは趣を異にしています。また一から音色を作っていく事になると思います。

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 KORG TRINITY plus導入記(1)及びKORG TRINITY plus導入記(2)へ続きます。


KORG TRINITY
http://www.korg.co.jp/SoundMakeup/Museum/TRINITY/

by manewyemong | 2010-05-22 12:08 | シンセワールド | Comments(0)