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平成24年7月26日の国立民族学博物館

 平成24(2012)年7月26日、大阪府吹田市の万博記念公園内にある国立民族学博物館に行ってきました。

 私が初めて国立民族学博物館に来たのは、昭和56(1981)年秋、中学2年生時の遠足ででした。以来、一時期は自転車で足しげく通いました。

 平成8(1996年)の縄文まほろば博で展示された縄文語の文例集はここの教授によるものですが、その一部が姫神の「神々の詩」の歌詞になりました。

 今回は国立民族学博物館の常設展(地域展示・通文化展示)の、「日本文化」の「日本の祭りと芸能」のコーナーを採り上げたいと思います。

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 青森県弘前のねぷた。

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 しめ縄類。

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 長野県の道祖神。

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 左端の人馬は愛知県のサネモリ人形。

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 鹿児島県大隅(おおすみ)のやごろどん。高さ5m。

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 やごろどんの股間から伸びているこれは、一体何なのでしょうか。

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 お面、仮面類。

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 平成24年6月9日の仰山流笹崎の鹿踊りをつぶやくで触れた、岩手県遠野市青笹の鹿踊り(ししおどり)の装束。

 首から下を被う幕の部分、右横書きで「山牛角六」つまり「六角牛山(ろっこうしさん)」と書かれています。

 3匹の鹿の頭頂部は、向かって左から各々、

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梅、

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松、

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 桜の飾りがあります。

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 尾の部分には、ヤマドリの尾羽が使われています。子供の頃、母方の実家の山中でヤマドリの尾羽がまとまって落ちていたのを見つけたことがあります。

 村野鐵太郎監督の映画「遠野物語」で、日露戦争の戦地へ神を送る儀式の場面があったのですが、白馬の鞍の上にあった幣を小舟に乗せ替えて川に流し終わった後、この青笹の鹿踊りと鬼剣舞(おにけんばい)が踊られました。

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 岩手県平泉の面。おそらく毛越寺の「延年」の若女(左)と老女(右)の面ではないでしょうか。

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 島根県津和野の鷺舞神事の装束。

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 岩手県遠野の春祭りのわら人形(姫神せんせいしょんの「春風祭-遠野物語への旅-」参照)。「春祭り四百四病を送る」と書かれています。

 映画「遠野物語」で、1カット映っていた記憶があります。

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 眼病平癒祈願?の絵馬。

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 宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の湯屋の門前町の看板に、似たものがありました。

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 国立民族学博物館の展示物の特徴は、それら自体は作品ではなく、生活や祭祀の道具であった、その多くが実際に使われていた、そして、庶民によって使われていたものであるということです。

 今回は採り上げませんでしたが、衣食住に関する道具や楽器の収蔵品びついて、いつか書いてみたいと思っています。

 国立民族学博物館は、7月21日から8月26日まで入館料が無料です。


平成24年8月7日追記。

 国立民族学博物館の収蔵品をつぶやくに続きます。


国立民族学博物館
http://www.minpaku.ac.jp/

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by manewyemong | 2012-07-26 21:50 | | Comments(0)

「あのシンセサイザー奏者が出しているあのシンセサイザー音はあのシンセサイザーで出してんのか!いっちょあのシンセサイザー買いにいくか!」よりも、「価値あるものを買うのではなく自分で価値を作れる人間は強い」(岡崎武志「女子の古本屋」より)でありたいと思います。


by manewyemong