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特別展「狩野山楽・山雪」が催されています

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 京都国立博物館で平成25(2013)年3月30日(土)から5月12日(日)まで、特別展「狩野山楽・山雪」が催されています。

 桃山末から江戸期当初、政権が豊臣から徳川へ変わるにあたって、政治の中心も(伏見/大坂:大阪)から江戸へ移りました。大口のパトロンないしクライアントが江戸へ下るのに同じくして、絵師や画工にも江戸へ赴く者と残る者とに別れました。

 今回の特別展で採り上げられた狩野山楽(かのう・さんらく)とその女婿(じょせい)山雪(さんせつ)は、京に残った側の絵師達です。彼等は京狩野と呼ばれています。

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 京狩野の草創期、狩野山楽・山雪の画風は、私がよくいうデコラティブジャパン感(屋号縁起参照)にあふれた戦国期の趣きを継承しているように思えます。特に京の寺々を飾った障壁画群は絢爛たるものです。

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 東京の相撲博物館蔵の「武家相撲絵巻」(山雪)は、力士達のポージングや動き、騒擾感が、そこはかとなくですが金田伊功さんのアニメーションに似ているような気がします。

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 かつてともに妙心寺塔頭天祥院のふすま絵だった、「群仙図襖」(ミネアポリス美術館)「老梅図襖」(メトロポリタン美術館)が京都に帰り、展示されます。

 この2作品が会い揃うのは、実に50年ぶりの事だそうです。


京都国立博物館特別展覧会「狩野山楽・山雪」
http://www.kyohaku.go.jp/jp/tokubetsu/130330/index.html

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by manewyemong | 2013-04-01 14:48 | | Comments(0)

「あのシンセサイザー奏者が出しているあのシンセサイザー音はあのシンセサイザーで出してんのか!いっちょあのシンセサイザー買いにいくか!」よりも、「価値あるものを買うのではなく自分で価値を作れる人間は強い」(岡崎武志「女子の古本屋」より)でありたいと思います。


by manewyemong