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平成25年9月26日夕刻の津嶋部神社

 私が子供の頃から佐太天神宮とならんでお参りに来ていた津嶋部神社の、平成25(2013)年9月26日の夕刻です。

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 津嶋部(つしまべ)神社は、大阪府守口市金田町6丁目にあります。府道15号線に面しています。

 府道13号(旧国道1号)線を跨いだご近所に、かつて記事を書いた佐太天神宮仁和寺氏神社があります。

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 鳥居に架かった「式内 津嶋部神社」の扁額。

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「寳暦(ほうれき)二壬申(みずのえさる)年六月吉日再建之」

と記されています。宝暦2年6月は西暦1752年です。

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 津嶋部神社縁起。

 祭神は津嶋女大神(つしまめのおおかみ)、スサノオノミコト、菅原道真公です。

 淀川河畔には、菅公を祀る神社が数多あります。太宰府配流のおり、淀川を舟で下った事が関係あるのかもしれません。

「元和元(1615)年5月大阪夏の陣の兵火で社殿が炎上」

の表記に、今は住宅地のこの辺りも、歴史の舞台だった事を想わざるをえません。

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 鳥居をくぐると、拝殿へ伸びる参道及び拝殿手前の手水舎や末社に、石畳が敷かれています。

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 鳥居をくぐった右手にある手水舎(てみずや)。

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 水盤にうがたれた文字。

 「延寳(えんぽう)六戊午(つちのえうま)年十二月~」「河州大久保~」「天宮天神御寳」「金龍禪寺」

等の記述が見えます。延宝6年12月は1679年にあたります。

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 参道を進むと、右手に臥牛さんが居ます。管公が祭神の一柱である事を示していると思います。

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 お稲荷さん。臥牛さんの、さらに右手奥に鎮座。

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 臥牛さんの対面に皇太宮。今年は伊勢神宮の式年遷宮に当たります。

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 拝殿。

 私は津嶋部神社をお参りする時、不思議に思っている事が一つあります。よそでは千切って落とした紙片が足下に落ちる様な、そよとした風すら無い時でも、この神域では、微かではあれ、いつも風を感じます。

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 そしてその時、この吊るされた数多の絵馬が、「カラン、コロン」と軽い心地よい音楽を奏でてくれます。

 拝殿で手を合わせている時に感じる風、そしてそれに揺れて奏でられる絵馬の調べに、いつも慰撫される様な気がします。

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 平成25年9月26日の夕陽は、拝殿の真後ろに没していきました。

 残念ながら撮る事ができなかったのですが、1週間前の平成25年9月19日夕刻、拝殿側から鳥居を見た時、この鳥居の真ん中に、蜜柑色に輝く十五夜の満月が乗っていて、その美しさにちょっとした感動を憶えました。

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by manewyemong | 2013-09-27 12:36 | | Comments(0)

「あのシンセサイザー奏者が出しているあのシンセサイザー音はあのシンセサイザーで出してんのか!いっちょあのシンセサイザー買いにいくか!」よりも、「価値あるものを買うのではなく自分で価値を作れる人間は強い」(岡崎武志「女子の古本屋」より)でありたいと思います。


by manewyemong