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KORG KRONOS (THE NAMM SHOW 2011)第1報

 このブログにここ数時間凄まじいアクセスが続いているのですが、原因はこれではないでしょうか。

 年明け早々からコルグのサイトのトップに、

KRONOS
PREPARE TO BE AMAZED
COMING NAMM 2011

と掲げられて来た事は、コルグのトップページに“KRONOS”なる告知が…で採り上げましたが、そのKORG KRONOSの正体が判明しました。既に外国のサイトに画像と簡単な仕様が掲げられている所があります。

 私は操作子のことごとくがタッチビュー上に設けられて、M1やTRINITYのようなのっぺりした姿を想像していたのですが、実際のKRONOSは、つまみやボタン、スライダーが露出したこれまでのワークステーション機と変わりありません。今回、マン/マシンインターフェイスに劇的な変化は無かったということです。

 M3のようなデタッチャブル構造ではなく、またレトロ感を織り込んだのでもない、ごく普通のワークステーション機といった印象です。

 筐体の色がBKカラーなのですが、“KRONOS”とはまさか

“黒のシ”(ンセサイザー)

をもじった名前なのでしょうか。KORG(コルグ)の社号が“京王オルガン”、またワークステーション機のはしりKORG M1の後継機01/Wの名が、“M10”をひっくり返した事(噂です)から来ていること等を考えれば、あるいは…。

 コルグのサイトのトップに掲げられた“9”とは、やはりシンセサイザーエンジンの方式が九つということでした。4GBのピアノのサンプル、電気ピアノ/コンボオルガン/MS-20/Polysixスタンダードアナログシンセ/撥弦のモデリング、MOD-7、そしてPCM音源HD-1。いずれもOASYSからの継承だと思います。

 フロントパネル左に、OASYS及びかつてのWAVESTATIONのベクターシンセシス用のようなジョイスティックがあります。おそらく同じ用途ではないでしょうか。

 いずれにしてもKORG KRONOSは、おそらくOASYSの仕様をベースにした、しかし、もう少し民生機寄りのワークステーション機といったところでしょうか。

 KORG KRONOS(1)KORG KRONOS(2)KORG KRONOSの発売日及び価格KORG KRONOS 73試奏記KORG KRONOS 88試奏記に続きます。


平成29(2017)年1月12日追記。

 平成29(2017)年1月12日、KORG KRONOS 88の数量限定カラーバリエーション機、KRONOS GD(ゴールド)が発表されました。


Korg Kronos Details released!
(SYNTHGEARより)
http://www.synthgear.com/2011/synthesizers/korg-kronos/

Presentación del Korg Kronos
(hispasonicより)
http://www.hispasonic.com/noticias/presentacion-korg-kronos/6613?utm_source=Hispasonic&utm_medium=twitter&utm_campaign=Feed%3A+hispasonic+%28Hispasonic%29&sms_ss=twitter&at_xt=4d2e65129f9f974e,0

by manewyemong | 2011-01-13 13:10 | シンセワールド | Comments(0)