ポルタメントやEG/ENVのカーブをつぶやく

 当ブログに対して「mini KORG 700S」の語彙での検索が多い事に関するつぶやきです。


おはようございます。昨日のこのブログへの検索ワード、先のムジクメッセ2011の新製品を除くと、mini KORG 700S関連が多かった。

今、試しに「mini KORG 700S」でGoogle検索してみると、http://manewyemon.exblog.jp/8235588/http://manewyemon.exblog.jp/8235709/ が1番2番に出た。

mini KORG 700SやKORG 800DVをお持ちのお客様に、TRINITY、TRITONでのそれらの模倣音色を聴いていただくと、おほめいただけます。

ただし、言われるまでもなく充分自覚はしていたのですが、700のオートベンドは良いとして、ポルタメントや800DVのディレイオートベンドはデジタル機のリニア変化がネックになってしまいます。

EGの各タイムやポルタメントのカーブのパターンを複数選択できるモデルは既に出ているのですが、選択ではなく設定となると民生機では私に心当たりはありません。

私はそもそもあまりポルタメントを使わないし、ディレイオートベンドはジョイスティックによる手操作、つまりアナログシンセがオートマチックでやっている事をデジタル機でマニュアルでやっています。手操作による微妙なムラがなぜか良い具合にはまる。


追記。

 この追記を書いている現時点でも、なぜか「mini KORG 700S」関係の語彙でのアクセスが本当に多いです。

 先日、ワークステーションの最新鋭機KORG KRONOSを試奏したおり、店頭で喜多郎mini KORG 700Sリードを作る方法(M3の場合)を試したのですが、M3で作ったのと変わらない音が出ました。

 OASYS以前のコルグのデジタルシンセのEGのタイムのカーブがリニア変化のみだったのに対して、ローランドのENVの場合、既にJVの時点でいくつかのパターンを選択できるようになっていました。私は短い間、Roland JV-1080を持っていたのですが、喜多郎さんがよく使うKORG 800DVによる威勢良く1オクターブ上がるディレイオートベンドのカーブを、JV-1080のピッチENVが再現できるか否かの実験をしないままに手放してしまいました。再びJV-1080もしくはJV-2080かXP-80/60が手に入ったら試してみたいと思います。

 またポルタメントもアナログシンセの場合はレイト(速さ)のみでの変化なのですが、コルグの場合、これもOASYS以前はタイムのみの変化でした。ローランドはJV/XPの時点で、レイト/タイム両方での設定が可能です。またKORG RADIASはポルタメントのカーブに、リニア変化以外のいくつかのパターンが選べるようになっていました。これは現行の民生機では見かけません。

 ポルタメントやEGのカーブを、単なる選択ではなく設定のパラメーターを設けたとしても、今のシンセサイザーユーザーは例によって、それで何をしたら良いのかがわからない、となるのでしょうね。かくいう私も、少なくともフィルターやアンプのEGは、これまで同様これからも全てリニア変化のみで設定しますし、オートベンドをマニュアル操作で出来る限りはそれでやっていく事になると思います。

 昨年KORG TRINITY plusを導入した時、一つの実験をしました。私が自分のシンセでよく作る喜多郎さんのmini KORG 700Sリードを、既に手許にあったKORG TRITON Le 61/TRITON STUDIO 61の音を聴いたり設定を一切参考にせず、TRINITY plusで同じ音色に作りあげるという試みです。単に片方のパラメーターの内容を流用しても絶対に同じ音にはなりません。

 結果はエフェクターのディレイのフィードバック数や元音とのバランスが若干過剰な事を除いて、同時に鳴らしてみると、作った私ですら全く聴き分けられないほど、TRINITYとTRITONを同じ音にする事ができました。

 脳裏で鳴らす音の解像度とそれを各パラメーターに写し取る精度、言い換えれば音色のデッサン力に関して、我ながらなかなかのものだと感じ入りました。
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by manewyemong | 2011-07-11 09:13 | シンセワールド | Comments(0)