KORG SDD-3000 PEDALが出るそうです
本日平成26(2014)年7月10日、コルグから、プログラマブルデジタルディレイKORG SDD-3000 PEDALが発表されました。
かつて昭和57(1982)年暮れ、デジタルアクセスコントロールタイプのプログラマブルポリフォニックシンセKORG POLY-61、アナログリズムマシンKPR-77等と同時期、KORG SDD-3000という1Uラックマウントタイプのデジタルディレイが出ました。
昭和57年の前半に出た古山俊一さんの「シンセサイザーここがポイント」(音楽之友社刊)に、
ちょうど同じ時期、マクソンからも5万円台のデジタルディレイが登場したのですが、もちろん大幅な価格差があるものの、やはりSDD-3000に憧憬の念を持ったものです。
いずれにしてもこれらのモデルを境に、デジタルエフェクターが安価化していき、やがてマルチエフェクターがKORG M1をはじめとするワークステーション機に内蔵される様になります。
ちなみに私が初めて手にしたデジタルエフェクターは、世界初のコンパクトタイプのデジタルディレイBOSS DD-2。昭和59年の新学期早々に買いました。
かつて昭和57(1982)年暮れ、デジタルアクセスコントロールタイプのプログラマブルポリフォニックシンセKORG POLY-61、アナログリズムマシンKPR-77等と同時期、KORG SDD-3000という1Uラックマウントタイプのデジタルディレイが出ました。
昭和57年の前半に出た古山俊一さんの「シンセサイザーここがポイント」(音楽之友社刊)に、
デジタルディレイはまだ高価
という意味の記述があったのですが、その、まだデジタルディレイが高価だった時期に、たしか店頭価格が10万円台半ばから少し足が出る程度で、九つの設定を記憶させる事ができる、テープエコーや遅延回路BBDを使ったアナログディレイ等では不可能な様々な変調効果を作る、といった機能がありました。
ちょうど同じ時期、マクソンからも5万円台のデジタルディレイが登場したのですが、もちろん大幅な価格差があるものの、やはりSDD-3000に憧憬の念を持ったものです。
いずれにしてもこれらのモデルを境に、デジタルエフェクターが安価化していき、やがてマルチエフェクターがKORG M1をはじめとするワークステーション機に内蔵される様になります。
ちなみに私が初めて手にしたデジタルエフェクターは、世界初のコンパクトタイプのデジタルディレイBOSS DD-2。昭和59年の新学期早々に買いました。
コルグサウンドメイクアップ昭和58(1983)年2月号に、前年12月8日、イギリスのジャパン(JAPAN)の日本武道館公演のリハーサルで、ゲストの坂本龍一さんが、ジャパンのメンバーや同じくゲストの高橋幸宏さん、矢野顕子さんに、SDD-3000を解説する一幕があったという記事が載りました。
サウンド&レコーディングマガジンの草創期、古山俊一さんが担当していた連載に、しばしばSDD-3000の設定例が載っていました。
発売以来、雑誌のスタジオのグラビアで、SDD-3000が写り込んでいるのをよく見かけたものです。プロからアマチュアにまで人気を博し、今日に至るも使っている人が多いと聞きます。
コルグは、KORG MS-20 → MS-20 mini、MS-20 Kit、Uni-Vibe → Nuvibeと復刻を続けているのですが、今回発表されたKORG SDD-3000 PEDALは、単なるSDD-3000の復刻とは趣が違います。
まず、ラックマウントではなく、ギタリストが使うコンパクトエフェクターのように足下に置きます。
古めかしい弁当箱の様な筐体に、SDD-3000のフロントパネルを二段にしたような操作子群のコーナーがあり、中央に取っ手が付いています。そのさらに奏者側に、フットスイッチがあります。
フロントパネルの群青色や、つまみやパラメーター名等のレモン色は、SDD-3000を思い出させてくれます。
また、「SDD-3000 PEDAL」のロゴも、「SDD-3000」のそれを継承しています。KORG POLY-800やDWシリーズ等、1980年代半ばのコルグ製品によく採られたデザインです。
KORG SDDシリーズは、SDD-2000以降MIDI対応であり、たしかサンプラーとしても使える様になりました。
サウンド&レコーディングマガジンの草創期、古山俊一さんが担当していた連載に、しばしばSDD-3000の設定例が載っていました。
発売以来、雑誌のスタジオのグラビアで、SDD-3000が写り込んでいるのをよく見かけたものです。プロからアマチュアにまで人気を博し、今日に至るも使っている人が多いと聞きます。
コルグは、KORG MS-20 → MS-20 mini、MS-20 Kit、Uni-Vibe → Nuvibeと復刻を続けているのですが、今回発表されたKORG SDD-3000 PEDALは、単なるSDD-3000の復刻とは趣が違います。
まず、ラックマウントではなく、ギタリストが使うコンパクトエフェクターのように足下に置きます。
古めかしい弁当箱の様な筐体に、SDD-3000のフロントパネルを二段にしたような操作子群のコーナーがあり、中央に取っ手が付いています。そのさらに奏者側に、フットスイッチがあります。
フロントパネルの群青色や、つまみやパラメーター名等のレモン色は、SDD-3000を思い出させてくれます。
また、「SDD-3000 PEDAL」のロゴも、「SDD-3000」のそれを継承しています。KORG POLY-800やDWシリーズ等、1980年代半ばのコルグ製品によく採られたデザインです。
KORG SDDシリーズは、SDD-2000以降MIDI対応であり、たしかサンプラーとしても使える様になりました。
サウンドメイクアップで当たった、KORG SDD-2000用のサンプル素材を集めたカセットテープが、手許にあります。
SDD-3000 PEDALはMIDIに対応しています。サンプラーにはならない様なのですが、外部MIDI機器からのプログラムチェンジやSDD-3000 PEDALの設定の保存に使えます。
エクスプレッションペダルKORG XVP-10、EXP-2が使えます。私がSDD-3000 PEDALで気に入った事の一つがこれです。
音声入力、出力ともステレオです。
ギタリストだけでなく、シンセサイザー奏者にも数多の使い道が考えられると思います。
KORG SDD-3000 PEDAL、発売日は来る平成26年7月13日、価格は税別39,500円だそうです。
SDD-3000 PEDALはMIDIに対応しています。サンプラーにはならない様なのですが、外部MIDI機器からのプログラムチェンジやSDD-3000 PEDALの設定の保存に使えます。
エクスプレッションペダルKORG XVP-10、EXP-2が使えます。私がSDD-3000 PEDALで気に入った事の一つがこれです。
音声入力、出力ともステレオです。
ギタリストだけでなく、シンセサイザー奏者にも数多の使い道が考えられると思います。
KORG SDD-3000 PEDAL、発売日は来る平成26年7月13日、価格は税別39,500円だそうです。
平成30(2018)年11月27日追記。
KORG SDD-3000 PEDAL
http://www.korg.com/jp/products/effects/sdd3000_pedal/
KORG SDD-3000
http://www.korg.co.jp/SoundMakeup/Museum/SDD-3000/
既に製造が終了しているKORG SDD-3000 PEDALが、来る12月1日、数量限定で復活します。昨今、SDD-3000 PEDALの中古機価格が高騰しているそうです。
KORG SDD-3000 PEDAL
http://www.korg.com/jp/products/effects/sdd3000_pedal/
KORG SDD-3000
http://www.korg.co.jp/SoundMakeup/Museum/SDD-3000/
by manewyemong
| 2014-07-10 13:27
| シンセワールド
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