カテゴリ:博物誌( 7 )

a0060052_8132913.jpg

a0060052_8131399.jpg
 
 刻々と色が変わっていきました。

[PR]
a0060052_7345679.jpg
 
 平成24(2012)年6月4日朝、八軒家浜で、昨年に引き続きカルガモの母子達を見ました。

a0060052_7354452.jpg
 
 朝日を浴びて暖をとっているらしいこの家族の邪魔をしないように注意しつつ、撮りました。

a0060052_7362067.jpg
 
 昨年見かけた家族よりヒナの数は多く、この母鳥の左側にもまだ3羽いました。母鳥がこちらの様子をうかがっているのが分かります。

a0060052_7365035.jpg
 
 この家族は、自分たちの力だけで野に生きています。

 この小さな生き物たちにすら、自前で生きる事の崇高さを教えられます。社会や他人ばかり当てにしている陸の上の2本脚の獣どもとは大違いです。

 この子供達が健やかに育ち、大空に羽ばたく日が来る事を祈ります。

[PR]
 これまで八軒家浜で、巨大なアヒルの子カルガモの母子達を見かけて来たのですが、平成24(2012)年5月30日朝、マガモのつがいがくつろいでいました。

a0060052_7452170.jpg
 
 向かって右の色鮮やかな方がオス、左がメスです。自然界の常として、オスの方が派手です。

 2羽の微妙な距離感が気になりました。上手くいっていないのかもしれません。

 なるべくお邪魔をしないように撮影したつもりなのですが…。

a0060052_746548.jpg
 
 数回シャッターを切ったところで、大川の中程へと去って行かれました。オスの方がさかんに「ゲゲゲ」と言っていました。私は「野暮な人類がいるな」と日本語訳しました。

 都会の川とはいえ、岸に小魚が黒々と集まって来ていたり、大きな魚が跳ねたり、帰化獣のヌートリアがやって来たり、鵜(う)がウナギをくわえていたりと、自然界の営みがあります。

[PR]
a0060052_1143512.jpg
 
 大阪・四天王寺(してんのうじ)の亀の池での一コマ。中央のアオサギとそれを取り巻くカメさん達。

 昭和54(1979)年、私は小学6年生の時の夏休みの自由研究のテーマに、この池で外来種であるミドリガメ(アメリカ産ミシシッピーアカミミガメ)が増えつつある状況を採りました。きっかけはその頃ふと目にした読売新聞の記事でした。

 後年、タモリさんのNHK「ウォッチング」で、この池の事が採り上げられた事もありました。

 あれから32年、池はクサガメ(これも外来種で幕末に大陸から持ち込まれた事が最近わかったそうです)やニホンイシガメの姿はまれで、日本の河川湖沼にはそぐわない姿のミドリガメが制圧した感があります。

 しかしながら、この写真、私には何だか釈迦説法図のように見えてしかたがありません。中央のアオサギはお釈迦様で、カメ達はその説法を聞きに来た者達。


平成23(2011)年6月18日追記。

後年、タモリさんのNHK「ウォッチング」で、この池の事が採り上げられた事もありました。

は、昭和63(1988)年7月19日放映の「イシガメ対アカミミガメ 大阪夏の陣・日米カメ決戦」でした。

[PR]
 昨日平成22(2010)年8月7日16時50分頃だったと思うのですが、大阪城天守閣の南で、東の空に不思議な飛行物体を見ました。

 東の上空を南から北へ、最初は青く、やがてオレンジ色に光る物体が、白い航跡を引きつつ、線香花火の音のような「ブー」っというピンクノイズを出しながら飛んで行き、けっこう大きな音を出して弾けて消えました。

 時間にして4秒ほどの出来事だったと思います。その場に居合わせた人々に、この光景に気付いた人と気付かなかった人がいました。

 報道されている様子がないのが気になったので、ここに記しました。


平成22年8月12日追記。

 私が大阪城上空に、隕石らしき飛行物体が飛来して弾けるのを見た頃、東海地方で爆発音と衝撃波が感じられたそうです。この二つの出来事に因果関係があるかもしれません。

 あくまで素人考えですが、地球は丸いので、京阪神地区では空の上の方で発生した衝撃波が、距離のある東海地方ではもう少し低い位置を伝わって到達したのかもしれません。

 何年か前のある日没後のこと、家にいると雷のような音がして家鳴り鳴動したのですが、通常の雷鳴の衝撃波と違い、デプスがだんだん大きくなって来て、かなり長い間持続した事がありました。

 今回東海地方で感じられた衝撃波と同じ原因のものかもしれません。


平成25(2013)年1月20日追記。

「2013年1月20日 爆発音とともに関東の空を照らした流れ星」
http://www.youtube.com/
watch?v=eCrOb4luF0I&feature=player_embedded


 私が見た飛翔体と酷似しています。
[PR]
 昨年、巨大なアヒルの子が浮かんでいた八軒家浜(八軒家浜に巨大なアヒルが浮かんでいました八軒家浜に再び巨大なアヒルが浮かんでいました参照)に、今度は普通の大きさのカルガモの母親と子供達がいました。

a0060052_728087.jpg


a0060052_7283023.jpg


a0060052_7291392.jpg
 
 空にはカラス、陸には人や猫やイタチ、そして川には頻繁に行き交う船…。親子を取り巻く環境は厳しいものがありますが、無事に成長してほしいと思います。

[PR]
 5月6日にエントリーした「大絵巻展」の中で、「十二類絵巻(じゅうにるいえまき)」について触れました。

今回の出展品の中で私が最も気に入ったのは「十二類絵巻(じゅうにるいえまき)」です。十二支達が鹿を酒席で歓待する場面、登場する動物達がいずれも束帯姿で、動物というより人間が馬や羊(というよりヤギに見える)等のかぶり物をかぶっているようなユーモラスな光景です。そういえばよく似た馬や鶏のかぶり物を「タケちゃんマン」でビートたけしさんが使っていらっしゃいました。「十二類絵巻」の動物達は多くが台詞を言っているのですが、ティム・バートン監督の映画「猿の惑星」で猿達が食事をしながら社会や家庭の問題を口々に話すシーンを思い出しました。動物を擬人化、それも生活感を込めている所が似ています。

がそれなのですが、この場面で十二支の戌(いぬ)が、「これは片野のキジでございます」と言って1羽のキジを差し出しています。この“片野のキジ”と、4月15日にエントリーした「青天」(アルバム「まほろば」より)で触れた、私が淀川河畔でよく見かけるキジに、その後、意外な関係があることが分かりました。

 私は、

今の時期、もうすぐ淀川べりの空き地や水を引いていない田んぼにレンゲのお花畑が現れるのですが、その中に腰を下ろしていると、市街地近くなのにすぐ近くにキジの雄鳥が来ることがあります。背伸びをしながら「ケーッ、ケッ」とけたたましい声で鳴いた後、翼をばたつかせる仕草をします。雌鳥に対するアピールや縄張りの主張をしていると思われます。 しばらく身動きを止めて観察するのですが、たいていキジの方もこちらに気付いていて、目線を合わすと、人間に対する警戒心と若干の興味がないまぜになったような気持ちが伝わって来るような気がします。私にとって本当の意味で自然と交感できる数少ないひと時です。


やがてキジが去り、身動きを止めることの緊張感から解放されて、目の前のレンゲの明るい紫色に意識が還った時、私はいつも姫神のこの「青天」を思い出します。

と書いたのですが、この場所の近くにアテルイの首塚で触れた片埜神社(かたのじんじゃ)があります。片野と片埜神社、もしや何か関係があるのではと思ったのですが、片埜神社は平安時代、欽明天皇の勅願によって「片野神社」と称していたということ、そして片埜神社のある一帯は交野ヶ原と呼ばれ、朝廷のお狩場や牧場だったということを教えていただきました。

 もちろん断定はできませんが、「十二類絵巻」の片野のキジはかつての交野ヶ原に生きていた。そして、私が淀川河畔でいつも見る野生のキジ達は、平成時代の半ば都市化された交野ヶ原に生きる片野のキジということなのでしょう。

 私は「青天」アップ後も、何度か自転車でアテルイの首塚や片埜神社にお参りに行きました。その往路復路、相変わらずキジ達が鳴き交わながら、ほんの一瞬、あの優美な姿を見せてくれています。

[PR]